契約書
国内あるいは海外の取引を問わず，契約はビジネスの基本です。契約は原則として口頭の約束だけで，特に契約書を作成しなくてもお互いの意思表示が合致すれば成立します。しかし，契約書を作成することを面倒くさがり，契約を口頭あるはFAX・Eメールの約束だけで済ませると，後日取引先との間でトラブルが発生したときに契約書がないため，そのトラブルを解決するために時間や費用がかかり，余計な損害を被ることになります。
また，個人間でも，例えばお金の貸借りや売買をするときに口約束ではなく，契約書を作成した方が約束事が明確になり後日のトラブルの発生を防止することができます。契約書を作成していないため，トラブル解決に時間と費用がかかることはビジネスの場合と同じです。
契約書を作成するメリットとしては，次のようになります。
- 合意内容が明確になる。
- 契約の存在や内容が証拠として明らかになり，立証が容易になる。
- トラブルになりそうな事項やトラブルが発生したときにどのように解決するかを契約書に定めておくことにより，紛争を未然に防止することができる。
契約書の例：
売買契約書
金銭消費貸借契約書
賃貸借契約書
継続的取引基本契約書
著作権契約書
ソフト開発委託契約書
製造委託契約書
ライセンス契約書
秘密保持契約書
抵当権設定契約書
和解契約書
離婚協議書
その他
権利義務・事実証明に関する書類
内容証明や議事録などがあります。
各種契約書の作成のサポートをします。お気軽にお問い合わせ，ご相談ください。なお，行政書士は代理で交渉することができませんので，和解契約書や離婚協議書などは，当事者の間で合意した内容を書面化して契約書として作成することになります。